米油は健康油・栄養成分.効果効能.オメガは?おすすめの使い方/林修の今でしょ講座
「林修の今でしょ講座」で紹介された、最新の注目油をご紹介します。
名医がイチオシしている油は米油です。
血管を老けさせないということで、血管の若返りや動脈硬化の予防になります。
紹介してくれた名医は、血管と心臓のスペシャリスト佐田政隆先生です。
先生が注目しているという最新のオイル、米油の特徴をまとめました。
最新の注目油・米油
米油に含まれる主な成分
「スーパービタミン E( トコトリエノール)」
米油には、「スーパービタミン E( トコトリエノール)」という成分が含まれていて、抗酸化作用が強いと言われています。
米油は、文字通りお米から作られています。
お米と言っても白米ではなくて玄米で、モミの部分に栄養成分が凝縮されています。
「スーパービタミンE」と言われるだけあって、ビタミンEの数十倍の抗酸化作用があります。
スーパービタミン E に期待される主な効果
・動脈動脈硬化の予防
・血管年齢の若返り
・ホルモンバランスの調整
などで、血管を老けさせません。
「植物ステロール」
植物ステロールは、豆類や穀類の胚芽に多く含まれている成分です。
米油は米ぬかが原料なので、植物ステロールも多く含まれているのです。
植物ステロールの効果
植物ステロールは、コレステロールの小腸からの吸収を抑え、血中コレステロールを下げる効果があります。
「γ-オリザノール」
γ-オリザノールは、お米に含まれる特有の成分です。
γ-オリザノールの効用
抗酸化作用があり、血中コレステロールを下げる、更年期障害などに効果があるという研究結果があり、医薬品にも用いられています。
特徴・使い方
・サラサラした油なので、鍋にこびりつくカスが少なく洗いやすい
・サラッとしているので胃もたれしにくいです
・熱に強い油なので、どんなお料理にも使えて便利です
・揚げ物に使うとサクサクに揚げられるので、天ぷらなどに向いています。
・お米2合につき小さじ1/2程度入れて、ご飯を炊くのもおすすめ。お米がしっとりツヤツヤになり、美味しくなります
米油のオメガ
米油の脂肪酸の割合は、オメガ9のオレイン酸が43%前後、オメガ6のリノール酸が37%前後、となっています。オメガ9とオメガ6が含まれたオイルです。
※某製品の成分表より計算
栄養成分表:大さじ1杯(14g)あたり
エネルギー 126kcal、たんぱく質 0、脂質 14g、炭水化物 0、ナトリウム 0、ビタミンE 3.5mg、コレステロール 0mg、植物ステロール 150mg、γオリザノール 14mg、トコトリエノール 5.6mg、オレイン酸 6g、リノール酸 5g
わが家では、オリーブオイルや亜麻仁油なども使うので、米油は揚げ物専用で使っています。
サラッとしているので、油切れがいいです。
サラダ油で揚げるよりもサックリと揚がります。
米油お取り寄せ
最近は米油もいろいろと販売されていますね。
気になった物をいくつかチェックしました。
■お手頃の米油
これはわが家でも使っています。手頃なお値段です。
■ブランド米の米油、プレゼントにも
こちらは、お米「つや姫」から作った米油です。
つや姫って美味しいお米ですよね(^^)
ブランド米で作った米油があるなんて、知りませんでした。
プレゼントにもいいかもしれませんね。
■プレミアムなオイル
従来品よりも、成分が効率よく含まれている「プレミアムオイル」なのだそうです。
米油は熱に強い油なので、日々のお料理に使えて便利ですが、摂りすぎはよくありませんのでご注意を。
商品ページによると、1日大さじ1杯程度が適量とのことです。
お読みいただきありがとうございました。